オゾン脱臭・イオン空調設備                        ＯＺＯＮ　ＰＯＷＥＲ ・ ＩＯＮ　ＰＯＷＥＲ

〇オゾン脱臭装置

オゾンを利用し不快な臭いを取り除き、快適な環境を維持します。

●オゾンの特徴

オゾン（O3）は空気中の酸素（O2）を原料とし、人工的に放電現象を起こす事で発生します。

しかしオゾン（O3）は結合が弱いため、分解して酸素（O2）と酸素原子（O）に戻ろうとします。

この時に発生する酸素原子（O）は強い酸化作用があり、空気中に漂う臭いの原因となる物質と反応し、他の物質に変化させて臭いを消滅させます。

オゾンは自然の空気中に存在する気体であり、脱臭に強い効果を示す事と、自然分解した後には酸素に戻るため、薬品と違い残留物質や毒性を残さない事が特徴です。

●オゾンの濃度と殺菌能力

オゾンには細菌やウィルス、カビなども酸化作用により細胞を破壊し死滅させる効果があり、低濃度のオゾンでもある程度の効果が見込めます。

ただし殺菌を目的とした高濃度のオゾン発生装置とは異なり、脱臭目的のオゾン発生装置のオゾン濃度は低く設定されているため、細菌やウィルスを完全に除去するものではございません。

オゾン脱臭装置における殺菌やウィルス除去はあくまで副次的な効果ですので、脱臭用の装置を殺菌やウィルス除去の目的で使用する事は出来ません。

濃度の指標としては下記のようなものがあります。

日本産業衛生学会

作業環境基準　0.1PPM以下

※作業基準とは、この濃度の環境下で労働者が1日8時間働いても大丈夫と判断される濃度です。

オゾンの人体へ及ぼす影響

0.01～0.02 ppm：多少の臭気を感じる（やがて慣れる）

0.1 ppm～：明らかな臭気があり、鼻、のどへの刺激を感じる
0.2～0.5 ppm：3～6時間程度で視力が低下する
0.5 ppm：上部気道への刺激の感知
1 ppm～：2時間ほどで疲労感・頭痛・胸部の痛み、上部気道の渇きと咳などが起こる
5～10 ppm：呼吸困難、脈拍増加、体の痛み、麻痺
15～２0 ppm：小動物は2時間以内に死亡する

50 ppm～：人間は1時間以内に生命の危険が起こる

（杉光英俊『オゾンの基礎と応用』より引用）

参考

0.005ppm：通常の大気中に含まれるオゾン

0.03～0.06ppm：日差しの強い海岸

0.05～0.08ppm：森林

高濃度のオゾンは人体に悪影響を及ぼしますが、脱臭装置のオゾン濃度は人体に影響がないよう低濃度（0.03ppm以下)に設定されているので、安心してご利用頂けます。

〇製品情報

利用目的・状況に応じて最適なシステムをご提案させて頂きます。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ＤＸ１１０Ｔ
	個別システム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 別電源により、１台１台独立した脱臭が行えます。 室内に設置し使用します。 必要に応じて設置場所を移動させて使用する事が可能です。 脱臭面積：１５０㎡以内 オゾン発生量：３００mg/H 送風量：４５０ℓ/min 定格電圧：ＡＣ１００Ｖ 消費電力：２５Ｗ 重量：５Kg 外形寸法：幅３６０mm×高さ１３０mm×奥行２３０mm　　　 吹出口：1ヵ所（装置正面） タイマー：２４Ｈ（最小設定１５分）

ＤＸ１００N
	系統別制御システム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   同程度の臭気状態と思われる場所を系統化し、複数の脱臭装置をコントロールボックスにて集中管理するシステムです。 対象の部屋の天井に設置して使用し、任意の場所に設置したコントロールボックスで一括で脱臭装置の操作・制御を行います。   詳細はお問い合わせ下さい。

SKO OZONE POWER
	個別システム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 別電源により、１台１台独立した脱臭ができるシステムです。 室内に設置し使用します。 必要に応じて設置場所を移動させて使用する事が可能です。   詳細はお問い合わせ下さい。

ＤＸ９２０、ＤＸ９３０、ＤＸ９６０、ＤＸ９９０
	エリア配管システム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   オゾン脱臭装置から、ステンレス配管により脱臭対象エリアの天井に取り付けた吹出口へオゾンを供給するシステムです。 詳細はお問い合わせ下さい。   ※画像は上が９６０、下が９３０

〇イオン脱臭装置

      生成したイオンにより空中に浮遊する不快な物質やタバコの煙、それに付随するニオイの原因となる

   物質を吸着して取り除き、空気を浄化して自然に近い爽快な生活環境を創造します。

〇製品情報

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